ショパン

株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

さて、毎年実施して5回目となった、

「ピアノ教室運営と生徒募集に関するアンケート2014」

お伝えしておりますように、過去最高の「714名」の
回答数をいただき終了いたしました。

皆様の教室運営にお役立て頂きたく、弊社メルマガ「成功するピアノ教室」
にてアンケートの結果をシェアしております。

今回は「ピアノの先生がおススメする講師演奏の曲目」についてです。

■発表会の講師演奏で人気の作曲家は？

アンケートでは、

問11「講師演奏で弾いた曲、おススメの曲を教えてください」

という質問を用意してみました。

毎年発表会を開催されている先生であれば、
講師演奏も、毎年何にするか悩むところでしょう。

また、世の中のピアノの先生はどんな曲を
弾いているのか…？

知りたい先生、ぜひ参考にしたい、と思っている
先生もきっと少なくないでしょう。

そこで今号からは、全国のピアノの先生がおススメする
講師演奏の曲目について取り上げてみます。

ただ、アンケートの集計をしてみると、
その数が膨大なことが分かりました（笑）

とても1回のメルマガではお伝えできないので、
ある程度カテゴリに分けてご紹介してみます。

今回は作曲家部門で一番人気だった、
「ショパン」を取り上げてみましょう。

■講師演奏で圧倒的な人気の「ショパン」

「ピアノの詩人」と言われ、誰もが一度は
耳にしたことがあるのがショパン。

クラシック音楽やピアノに詳しくない人でも、
その名前や曲はきっと知っているでしょう。

ピアノ教室の発表会に来るお客様、保護者の方も
クラシックは詳しくないけどショパンは知っている。

そうした方々に楽しんでいただくことを考えると、
やはりショパンの作品はうってつけでしょう。

誰でも「知っている曲」であれば安心して聴けますし、
生で聴ける喜びも感じていただけます。

そういうこともあって、ピアノの先生もやはり
ショパンの作品を選ぶ方が多いですね。

■ショパンの作品のランキング発表！

アンケートでは数々のショパンの作品を
挙げていただいております。その中から、

「ピアノの先生が発表会の講師演奏で弾くショパンの作品ベスト5」

を発表しましょう。

【第１位】革命のエチュード

【第２位】幻想即興曲

【第３位】英雄ポロネーズ

【第４位】ノクターンOp9-2

【第５位】黒鍵のエチュード、エオリアンハープ（Op25-1）、別れの曲（Op10-3）

という結果となりました。

やはりダントツに多かったのが「革命」でした。

インパクトのある冒頭部分は、よくテレビでも
使われているため、誰もが知る曲のひとつ。

演奏時間もほどよく、スピード感があり華やか、
お客様も聴き応えがあるからでしょう。

2位は「幻想即興曲」。これもあまりに有名なので、
選曲としては外すことのない作品でしょう。

中間部のおだやかな部分と、それを挟む華やかで
情熱的な部分など、曲の構成も素敵です。

3位は「英雄ポロネーズ」。力強く華やかで、
聴いている人の心をつかみます。

中間部の左手のオクターブの連続が印象的です。

4位や5位については、皆さんご存知でしょうから、
あえてお伝えする必要もないかと思います。

■6位以下はまとめてご紹介

以下、多かった順にご紹介すると、

○バラード第1番
○スケルツォ第2番
○ワルツOp.Posth
○雨だれ
○バラード第3番
○ピアノソナタ第3番
○子犬のワルツ
○木枯らしのエチュード
○ピアノソナタ第2番
○即興曲第1番
○即興曲第4番
○軍隊ポロネーズ
○ノクターン第13番
○ピアノ協奏曲

といった感じになっています。

ソナタやコンチェルトに関しては、おそらく、
1つの楽章だけ、という感じだと思われます。

また、バラードなどは玄人向けの作品の
部類に入るでしょう。

聴いて楽しませる、というよりは、
講師の力量を見せるという意味合いでしょうか。

■ショパン以外のクラシック作曲家は次号にて！

ショパン以外の作曲家の作品も、
本当に数限りなく挙げて頂いております。

なかでも一番人気だったのが…
やはり誰もが知る「あの曲」でした。

これを知っておくと、講師演奏での選曲に役立つ！
という内容ですので次号もどうぞお楽しみに！

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