ピアニストであり文筆家でもある、青柳いづみこ先生との対談をお届けいたします。青柳先生は、日本ショパン協会の理事であり、大阪音楽大学の教授でもある著名な方。また「六本指のゴルトベルク」や「我が偏愛のピアニスト」「ドビュッシーとの散歩」など数々のご著書がおありです。今回は、ドビュッシーの専門家である青柳先生をお迎えして、主にドビュッシーの音楽についてや、ピアノのテクニックのお話をお伺いすることができ ました。演奏活動も盛んにされているピアニストでいらっしゃり、またピアノのレッスンもされているだけに、まさに実践的なお話ばかりです。たとえば「ショパンが編み出した画期的な技法」「手の小さい人が和音を美しく弾くためのエクササイズ」「面白いほど音の粒が揃ってしまう練習方法」「ペダリングがどんどんうまくなる極意」などです。お話も楽しく、貴重なお話をたくさん語ってくださいました。なかなか聴くことのできないピアニストの青柳先生のお話。今日からのレッスンでご活用いただけるお話ばかりです。生徒さんのテクニックを向上させたいと思っている先生は必聴の対談です。
- 青柳いづみこ先生のご紹介と文筆活動の原点のお話
- 恩師である 安川加壽子先生の驚きのレッスンとは?
- 青柳先生が考える音楽とレッスンで大切にされていること
- ドビュッシーの人間性や音楽について
- ドビュッシーの音楽は「印象派」ではない?
- ドビュッシーを弾くためには「2つ」のポイントがある!
- 「アラベスク」を演奏するためには意味を知る必要がある
- 青柳先生が考えるピアノ演奏の「基礎練習」とは?
- ショパンが編み出した画期的な「技法」とは?
- 手の小さい人が和音を美しく弾くためのエクササイズ
- 面白いほど「音の粒」が揃ってしまう練習方法!
- 「伸びる音」「歌う音」を作るエクササイズ
- ペダリングがどんどんうまくなる極意を伝授!
- 生徒をコンクールに出す時にこれだけは注意したいこと
- 青柳先生のこれからのご活動やビジ ョンについて
- 青柳先生にとってのプロフェッショナルとは?
青柳いづみこ先生プロフィール
安川加壽子、ピエール・バルビゼの各氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。 1980年のデビュー・リサイタルは毎日新聞紙上で大木正興氏に絶賛される。83年、東京芸術大学大学院博士課程に再入学。89年、論文『ドビュッシーと世紀末の美学』により、フランス音楽の分野で初の学術博士号。1990年、武満徹・矢代秋雄・八村義夫作品を集めた『残酷なやさしさ』により、平成2年度文化庁芸術祭賞。
演奏と執筆を両立させる希有な存在として注目を集めており、1989~2000年まで《ドビュッシー・シリーズ》開催。これまでリリースした9枚のCDが『レコード芸術』誌で特選盤となるほか、師安川加壽子の評伝『翼のはえた指』 (白水Uブックス)で第9回吉田秀和賞、祖父の評伝『青柳瑞穂の生涯』(平凡社ライブラリー)で第49回日本エッセイストクラブ賞、『6本指のゴルトベルク』で第25回講談社エッセイ賞、CD『ロマンティック・ドビュッシー』でミュージックペンクラブ音楽賞を受賞している。日本ショパン協会理事。日本ピアノ教育連盟中央運営委員。日本演奏連盟及び日本文芸家協会会員。大阪音楽大学教授、神戸女学院大学講師。
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