七夕

この間、子どもたちと郵便局に行ったら、
願い事を書ける短冊が置いてありました。

そういえば、もうすぐ七夕ですね。

短冊に願いを書いてボックスに入れると、
後で飾ってくれる、という趣旨なのでしょう。

子どもにせがまれて、私も短冊を書きました。
たぶん30年ぶりくらいに(笑)

ただ私は日々、夢や目標をノートに書いているので、
特別なこととは感じませんでした。

(縦書きしたのはかなり特別でしたが笑)

■子どもに教えた「願いの書き方」のコツ

書くこと(文字にすること)は、実現への第一歩です。

私も書いたことは、ほぼその通りになっています。

ただ、目標や願いの書き方にはコツがあるんですね。

せっかくなので、子どもにも教えてあげました。

「いいかい、『~になりますように』ではなく、
『~になります』『~になりました』と書くんだよ」

子どもは素直です(笑)

「わかった!」といって、その通り書いてくれました。
おそらく近いうちに願いはかなうでしょう。

大人ならば、なんで現在形や過去形で書くんだ!
今そうなっていないのに、おかしいじゃないか!

と反論がきそうです。

ただ、この書き方には私なりの「考え」があります

■「~なりますように」ではダメなの?

もちろん、「~になりますように」という書き方が、
絶対にダメだ、というわけではありません。

ただ、私の経験上「断定形」か「未来完了形」が
いちばん効果がある
ように思います。

(これは過去に、レッスン手帳のご購入特典の
冊子にも書いたことがありますね)

なぜ「~になりますように」とは書かないのか。

「~になりますように」と書くと、

「なれないかも、できないかも…」といった
未来への「不安や疑問」が生じる可能性があります。

あるいは、

「ま、たとえできなくても仕方ないな」

といった「心の逃げ道」を作ってしまったり、
最初から「軽いあきらめ」が入る可能性がある

これでは最初から自分に負けています(笑)
本気ではないことを自ら証明してしまいます(笑)

■たとえばピアノで考えてみる

たとえば、

「スタン○○イのグランドピアノが手に入りますように」

と書いたとしましょう(笑)

この言葉(あるいは書き手の心)には、
以下のような気持ちが入る可能性があります。

「ま、たぶんムリだけどいつか買えたらいいな…」
「ま、今のピアノでもじゅうぶんだけど…」
「宝くじにでも当たらないかなぁ…」

どうでしょう。手に入りそうでしょうか(笑)

本当に欲しい人、絶対に手に入れたい人は、
そもそもそういう思考にはなりませんよね。

たとえば、いま持っている人は、

「スタン○○イのピアノを買う!」

と決めたから自宅にそのピアノがあるわけです。

手に入れている「未来の自分」を決めて、
信じ続けたから、今の自分が、あのとき決めた、

「未来の自分」

になっているわけです。

「決めた」から、こつこつ貯金をしたかもしれません。
いくつかの問題もクリアにしてきたはずです。

つまり「未来の自分を決めると行動が変わる」のです。

■未来の自分を決める

だからこそ「断定」や「未来完了」が効くわけです。

そこには自分への信頼と決意が存在します。
疑いや不安はありません。

「自分にはむりだ…」「できなかったらどうしよう…」

こうした疑いや不安は、行動へのブレーキとなります。

実現への行動を阻むものがあると、
もちろん、実現への道は遠ざかります。

「なりたい(欲しい)けど、ムリだろう」

というのは、ありきたりな表現ですが、
アクセルを踏みながらブレーキも踏んでいる状態

とても進める状態ではありませんよね。

思考は「言葉」でできています。

思考によって行動が変わるのであれば、
「言葉」を変えれば行動も変わるはず。

だからこそ、目標や願い、夢を書く時にも、
工夫をすればいいわけです。

「そうなっている未来の自分」に向けて、
メッセージを送ればいい
わけです。

もし夢や目標、願いを書く機会があったならば試しに

「~になりました」「~を手に入れました」

と書いてみてください。

小さな情熱の炎が「心」に湧き出るのを
きっと感じることと思います。

(感じなければまだ本気ではないということです)

これが「未来の自分と約束した瞬間」です。

あとは楽しみながら行動あるのみです。
きっと何年後かに実現しているでしょう。

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