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2010年04月21日 Vol.105 ピアノのよろこび


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┏┏    ◆1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン◆Vol.105       
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        『 初めてピアノを学ぶ人のために ピアノのよろこび 』      
                                 
                                                                  
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◆(1)今日の教本

◆(2)レッスンでも役立つフレーズが満載の教本

◆(3)編集後記

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◆(1)今日の教本

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『 初めてピアノを学ぶ人のために ピアノのよろこび 』 成田稔子・著
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4111700233/lilamusica-22/ref=nosim

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おはようございます。
リーラムジカ ピアノ教室コンサルティングの藤 拓弘です。


いつもこの教本メールマガジンをお読みいただき、
本当にありがとうございます。


また、今号からご登録の方、ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。




さて今日の教材は、成田稔子先生による、


「初めてピアノを学ぶ人のために ピアノのよろこび」


です。



「はじめに」の中から成田先生のお言葉を
引用してご紹介させていただきます。



 「現在のすべてのピアノ教則本は、こどもにピアノを教えるいち
 ばん最初の入門段階にまったくふさわしいものと申せましょうか
 (中略)この『ピアノのよろこび』は、ピアノの教則本に入るた
 めの本です。いろいろな教則本に入る以前の段階での、先生がた
 のご苦心を軽くするための本です(中略)すぐれた教則本は、決
 して少なくありません(中略)『ピアノのよろこび』は、これら
 のすべての教則本に、誤りなくスムーズに入るためのたいへん大
 切な「はいりかた」を示唆することができるものと信じます」



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◆今日のチェックポイント◆
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この教材は「はじめに」にもあるように、
「導入ピアノ教本に入るための教本」という位置づけです。



世の中には導入教本はたくさんありますが、

「導入教材のための導入教材」

という位置づけは、面白い発想だと思います。


どの導入教材に進むにしても、基本として持っておきたい
知識や音楽の決まりなどをこの教本で学ぶ、というわけですね。



この教本は、第4章まで「絵」や「楽譜」などの、
分かりやすい解説が続きます。



■第1章:音符の読み方

■第2章:ピアノを弾くときの正しい姿勢

■第3章:タッチについて

■第4章:音階を弾くために

■第5章:ノンレガート奏法

■第6章:レガート奏法



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◆(2)レッスンでも役立つフレーズが満載の教本

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この教本では、ピアノを弾く上でどういうことが大切なのか、
ということを非常に細かく解説してあります。



実際のレッスンにも役立つフレーズがありましたので、
要約して挙げてみたいと思います。



【第1章より】~音符の読み方について。4分音符(タン)2分音符
      (ターアン)全音符(ターアーアーアン)と読むことを推奨。


【第2章より】~椅子の高さについて。ひじから手首にかけて、水平か
      あるいは手首のほうにいくぶん下がるかたちが理想的とする。


【第3章より】~タッチについて。力を抜くことの重要性を説く。
     (エネルギーが指先のタッチのために予め準備されていること)

      先生が生徒の腕をもってあげて、ストンと落とす。また、
      落としたときに鍵盤のどれかの音を3の指で弾かせて、
           タッチ感を感じさせる。


【第4章より】~音階を一本の指だけで弾かせる練習をさせることを説く。


【第5章より】~一本の指だけで「ちょうちょう」「かっこう」を弾かせる。
      この時注意するのは、深い音の響きで弾かせること。
      指の形に気をつけること。



導入期のピアノ指導は、その生徒の今後を左右する、
非常に大切なレッスンになります。


そのため重要なのは、どれだけ多くの生徒の事例を知っているか、そして
例えを含んだ、指導の際の分かりやすい「フレーズ(説明)」を、
どれだけ豊富に持っているか、だと思います。



導入のための教本であるため、この教本には、
そうした「指導のエッセンス」が豊富です。


教本から学ぶことが多いのは、生徒よりも指導者かもしれませんね。


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■基本データ
全音楽譜出版社  ?円

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『 初めてピアノを学ぶ人のために ピアノのよろこび 』成田稔子・著
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4111700233/lilamusica-22/ref=nosim

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◆目次◆

第1章 音感(聴覚)をつけながら楽譜の基礎知識を覚える

1.音感と基礎表記へのアプローチ
2.「音楽の表しかた」への導入
3.リズム・拍子感
4.楽譜に馴れる
5.クラスレッスンのもつ意味

第2章 ピアノと向かい合う
1.ピアノを弾くときの正しい姿勢
2.椅子の高さと距離
3.手と指のかたち・鍵盤上の位置

第3章 基本的な指のタッチをつくる

1.力を抜くことの意味
2.準備運動A基本動作 1腕の基本動作 2手首の基本動作
3.準備運動Bタッチへの応用 応用動作1~4

第4章 ピアノに触れる

1.音階を弾くために
2.音階1
3.音階2
4.音階3
5.音階から「曲」へ
6.「曲を弾く」

第5章 指のかたちをつくりながら深い音の響きを出す

1.1本指で弾くノンレガート
2.5本の指で弾くノンレガート

第6章 やわらかくゆたかな音でなめらかに弾く

1.となりどうしの2つの音のレガート奏法の基礎練習
かくれんぼ
2.となりどうしの3つの音のレガート奏法の基礎練習
さいた つぼんだ
3.下行する3度音程のレガート奏法の基礎練習
かっこう
4.上行する3度音程のレガート奏法の基礎練習
どれみのうた
5.自然なかたちに即した指づかいでのレガート奏法1
かっこう
6.自然なかたちに即した指づかいでのレガート奏法2
ちゅうりっぷ
7.始めから終わりまで右手と左手を交互に同じ音の連続を
レガートに弾く奏法
ちょうちょう
8.自然なかたちに即した指づかいでノンレガートとレガートを明瞭に
区別して弾く練習
むすんでひらいて
9.ふたりでいっしょに弾く
れんだん(連弾)
おほしさま
10.カノンで聴きあうメロディーの追いかけっこ
ほたる

新しい始まりのために
1.メカニズムと音楽性の追いかけっこ
2.あたらしいはじまりに向けて


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◆(3)編集後記

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以前、少しだけお知らせいたしましたが、
ついに私の初の書籍が、明後日に発売となります。


※「成功するピアノ教室~生徒が集まる7つの法則」
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4276211999/lilamusica-22/ref=nosim



今回の本では、前半に「生徒が集まる7つの法則」として、
生徒を集めるための考え方をお届けしています。


後半では「教室運営7つの実践テクニック」として、
実際に生徒を集めるためのテクニックや、
アイデアの数々を豊富に盛り込んでみました。



思えば、ここまで来るのに苦労も多かったですね。


企画の段階から考えて、おそらく10回以上は
書き直したのではないか、と思います。


書いてはプリントアウトして赤ペン片手に原稿チェック、
時間がないときは、電車の中で立って読みながらのゲラチェック(笑)


どこに行っても、頭の中は「原稿」という時期が
長く続きましたね。


ですが、こうして晴れて出版となると、
その苦労もかき消されます。



この書籍のカバーは、かなり赤いので目立つと思います(笑)

楽器店では「赤」を目印に探してみてくださいね(笑)



首都圏では、発売が4/23(金)ということになっておりますが、
流通の関係で、地方では1~2日遅れる可能性がある、
ということでした。


アマゾンでは、発売前にも関わらず「在庫切れ」に
なっているようですね。



ぜひ楽器店や書店で見かけましたら、パラパラと
ページをめくっていただけますとこの上ない喜びです。


★アマゾンで予約が可能です↓

※「成功するピアノ教室~生徒が集まる7つの法則」
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4276211999/lilamusica-22/ref=nosim




~~~~~~~~~~~ 内容のご紹介 ~~~~~~~~~~~

はじめに

★第1章 生徒が集まる「7つの法則」

   【法則1】強みを知る
   【法則2】理念を伝える
   【法則3】利益を追求する
   【法則4】存在を知らせる
   【法則5】入室率を上げる
   【法則6】退室を防ぐ
   【法則7】口コミを起こす

★第2章 教室運営「7つの実践テクニック」

   【実践テクニック1】生徒が集まる!チラシ作成術
   【実践テクニック2】いまや必須!ホームページ戦略
   【実践テクニック3】教室の営業マン!看板作成法
   【実践テクニック4】最強のツール!「生徒の声」
   【実践テクニック5】目からウロコ!生徒募集アイデア選集
   【実践テクニック6】利益を上げる!月謝の考え方
   【実践テクニック7】必須の知識!確定申告マニュアル


おわりに~愛されるピアノ教室を目指して


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それでは今号も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。



次回はどの教本が出るか。

どうぞお楽しみに!



今日も素敵なレッスンを!


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