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2010年07月14日 Vol.117 わかーるワーク




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┏┏    ◆1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン◆Vol.117       
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                  『 わかーるワーク 』                      
                                 
                                                                  
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◆(1)今日の教本

◆(2)幅広い年齢層に使える秀逸なワークブック

◆(3)編集後記

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◆(1)今日の教本

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『 わかーるワーク 』 田村智子・岩瀬洋子・共編
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4111771017/lilamusica-22/ref=nosim
(↑画像は「導入編1」のものです)

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おはようございます。
リーラムジカ ピアノ教室コンサルティングの藤 拓弘です。



人は「書く」ことで記憶を強化し、知識を固めます。

今私たちが普通に漢字を書けるのも、小さい頃に、
たくさん書いて、反復練習をしたからですよね。


音楽においても、書くという作業は、
とても大切な勉強のひとつです。


そこで、音楽の知識を深め、ピアノレッスンを
効果的にする教材が「ワークブック」ですね。



今日の教材は、そんなワークブックの一つ、
『 わかーるワーク 』です。



この教本について「はじめに」から引用して、
ご紹介させていただきます。



「このワークは(中略)基礎的な額点の理解を深め、演奏に
 必須の”読譜力”を高めることにより、レッスンに役立つ
 ように作られたワークブックです(中略)書いたらそれで
 おしまい!となるのではなく演奏に活かすよう心がけ、も
 っとピアノ・レッスンを楽しむための補助教材としてお役
 立てください(以下省略)」


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◆今日のチェックポイント◆
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この曲集の大きな特徴は、

「ピアノのレッスンに直結したワークブック」

と言う点にあると思います。



「はじめに」にもあるように、このワークブックの目的は、
「読譜力をつけるため」のものです。


この本では、その理念を全体を通して具現化している点、
また目標達成のために、様々な工夫が凝らしてあります。



またこのワークブックは、

■導入編(全3巻)
■基礎編(全3巻)
■発展編(全3巻)

というようにシリーズ化されています。



各巻の巻末には、分かりやすい解答(問題の縮小版とその答え)
が付されていて、答え合わせがしやすく、しかも理解を深めます。



また「この本の使い方」にもあるように、各巻の最初には
前巻で学んだことが「復習」として取り入れられています。


これは、学習の「強化」を目的としたものですね。


巻頭には、おおよその「対象年齢」が分かりやすい表に
なっており、生徒に与えるときの指標とすることができます。


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◆(2)幅広い年齢層に使える秀逸なワークブック

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前述しましたように、このワークブックは全9冊の
シリーズとなっています。


細かく分かれていることで、生徒の進度や年齢層に応じて、
柔軟に選び、使い分けることができます。


つまり、幅広い生徒層に対応できるような工夫が
ここには為されているわけですね。
(はじめに、には「幼児から大人まで」と書いています)



これにより例えば、


「この子は導入の3巻から使おう」

「導入は飛ばして、基礎編から与えてみよう」

「大人の生徒さんは発展編からスタート!」


という使い方が出来るわけですね。



また、教本の値段が抑えられているために、
とても買いやすい印象があります。



多くの子供たちは「なぞる」のが好きなもの。


このワークブックでは「なぞる」という勉強を多く採用して、
学習を楽しく、しかも確実に定着させる工夫がなされています。



その辺りに、

「とりあえず書いて宿題終わり!」

ということのないように、子供たちの興味を引くための
配慮や工夫を感じますね。



なかなか生徒に合うワークブックがない、とお困りの先生は、
ぜひ一度ご覧になってみてください。



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※ワークブックのため目次なし

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■基本データ
全音楽譜出版社  735円(税込)

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『 わかーるワーク 』 田村智子・岩瀬洋子・共編
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4111771017/lilamusica-22/ref=nosim
(↑画像は「導入編1」のものです)

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◆(3)編集後記

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今何かと話題の「twitter(ツイッター)」ですが、
私もアカウントを持っています。


※私のアカウント↓
http://twitter.com/takuhiroto



何でもそうだと思うのですが、あるブームが一過性のものなのか、
それとも本物なのか、それを見極めるための方法が、


「実際に自分もやってみる」


ことだと思ったりします。


ニュースや新聞で、見たり聞いたりした情報よりも、
自分でやってみた体験が何より信憑性が高いですからね。



私の場合、こうしたツールを使う場合は、
必ず効果測定をしてみて、有効かどうかを判断します。


やってみて自分のブランディングに意味を成すのかどうか、
ということは、ツール選びで重要ですからね。


残念ながら、ツイッターはかなり効果がありますね(笑)


ということで、私もそれなりにつぶやいていこうと
思っておりますので、よろしければフォローしてくださいね。


※藤のフォローはこちらから↓
http://twitter.com/takuhiroto




それでは今号も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。



次回はどの教本が出るか。

どうぞお楽しみに!



今日も素敵なレッスンを!


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★アマゾンでのレビューもご覧ください

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