┏┏┏┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏┏ ┏┏ ◆1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン◆Vol.134 ┏ 『 小学生のための おんぷワークブック 』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆(1)今日の教本 ◆(2)問題をこなすことで譜読みに強くなるワークブック ◆(3)編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆(1)今日の教本 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『 小学生のための おんぷワークブック 1 』 遠藤蓉子・著 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4883714152/lilamusica-22/ref=nosim (↑Amazonに飛びます) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ おはようございます。 リーラムジカ ピアノ教室コンサルティングの藤 拓弘です。 今日の教材は、遠藤蓉子先生の、 『 小学生のための おんぷワークブック 』 です。 ピアノレッスンでは、ピアノを弾く技術はもちろんのこと、 音符やリズム、楽典の勉強も欠かせません。 これらの勉強をしっかりとこなすことで、譜読みも強くなります。 楽譜を読むことに苦労を感じなければ、譜面を音にすることが とても楽しく感じられるようになりますよね。 我々ピアノ講師が、まずは生徒に求めるのは、 楽譜をパッと見て、ピアノでパッと弾けるようになること。 譜読みが強い子、初見ができる子は、以後の演奏法や、 音楽を構築する能力の「伸びしろ」が大きいように思います。 譜読みに強くなるためにも、ピアノの前で譜面にあたる他に、 ワークブックで勉強することも大切だと思っています。 今回の教材からも、以上のコンセプトを感じますね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆今日のチェックポイント◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ この「小学生のための おんぷワークブック」は、 1~5巻までのシリーズとなっています。 「音符を学ぶこと」に主眼を置き、段階的に音符を学び、 5巻まででおよそ全ての音符を学ぶことができるように 構成されています。 このシリーズ教材の秀逸なところは、 「譜読みができるようになるためのワークに絞り込んでいる」 と言う点ではないかと思います。 そのため、詳しい音符やリズム、楽典の解説は極力省き、 音符をとにかく読む、とにかく書くというワークに徹しています。 また「小学生のための」というセグメントを行い、幼児とは 少し趣を変えて、遊びの部分をなるべく抑えて構成されている 点も、対象者が取り組みやすい点ではないかと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆(2)問題をこなすことで譜読みに強くなるワークブック ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 私も「書く」という勉強法は大切にしています。 自分の手で鉛筆で書くという作業には、視覚的にも、 運動的にも記憶に残りやすいという効果があると思います。 小さい頃、漢字練習を何度もして覚えたように、音符に関しても、 何度も見て書いて覚える、という勉強は大切だと思います。 多くの先生がピアノレッスンの現場や、家庭学習において、 ワークブックを与えているのも、そうした理由でしょう。 このワークブックは、イラストや解説などを極力抑えて、 とにかく譜を読むことに徹しています。 ですが、遠藤先生の教材の特徴である可愛いイラストは健在で、 子供たちのやる気を引き出すことに貢献しています。 とかく子供の場合は「難しそう」という印象を受けると、 取り組みへの意欲が半減することが多いですよね。 このワークブックでは、ひとつのワークの問題数や 音符の大きさ、イラスト、見た目のシンプルさ等で、 「難しそう」というイメージを抑えています。 忙しい最近の小学生たちでも取り組みやすい、 という点がこの教材の良さでしょうね。 ゲームや遊びのコーナーなどはありませんが、それだけに、 小学生に「幼稚な感じ」を与えず、彼らに「勉強をするんだ」 という印象を与えることに成功しているように思います。 取り組みやすい点も秀逸ですが、こうしたワークを きちんとこなすことで、譜読みの力は着実についていきます。 遠藤先生と言えば、数々の教本・教材を次々と世に 生み出している素晴らしいピアノ教育家です。 私も先生の講座に参加したことがありますが、 参加者の多さに、その人気ぶりを肌で感じました。 これからの先生の教材にも、期待を寄せている方は、 きっとたくさんいらっしゃるのではと思います。 遠藤先生の教材は楽しいものばかりですので、 ぜひ楽器店等でご覧になってみてください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■基本データ サーベル社 998円(税込) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『 小学生のための おんぷワークブック 1 』 遠藤蓉子・著 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4883714152/lilamusica-22/ref=nosim (↑Amazonに飛びます) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆(3)編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 先日、京都女子大学の教授、深見友紀子先生から、 学会で使用するためのアンケートを取りたい、という メールをいただきました。 アンケートのタイトルは、 「ピアノの先生のポピュラー音楽・電子メディア使用状況に関する調査」 http://smaster.jp/Sheet.aspx?SheetID=36720 レッスンの現場で、どのくらいポピュラー音楽が使用されて いるかということを探るものです。 確かに最近のピアノ教育では、クラシックに限らずポピュラーなど 幅広くレッスンの教材として使用する先生も増えていますよね。 この度、深見先生からアンケートのご紹介文をいただきましたので、 ここでご紹介させていただきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「藤拓弘さんと親しくさせていただいている深見友紀子と申します。 2010年11月27・28日に、東京藝大千住キャンパスで開かれる 『日本ポピュラー音楽学会第22回年次大会』において、 http://jaspm22.wiki.fc2.com/ 『音楽教室におけるポピュラー音楽演奏』 というワークショップを行います。 つきましては、お忙しいところ大変恐縮ですが、実態を把握したい と思い、ピアノの先生方にポピュラー音楽・電子メディアの 使用状況をお聞きすることになりました。 問題数は多めですが、簡単に答えられる内容ばかりです。 是非ご協力ください。 藤さんのメルマガをご覧いただいている先生方は非常に熱心、 かつネットにも強い方々が多いのではないかと思います。 全国の一般のピアノ先生を対象にしたアンケートをした場合と おそらく結果が違ってくるのではないかと予想しますが、 まず熱心なピアノの先生方の現状を知りたいです。 どうぞよろしくお願いします」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 私もやってみましたが、問題数は25問とやや多いものの、 所要時間は3分程度でした。 回答してみて自分のレッスンでの「ポピュラー割合」が 見えてきて、興味深いものもありましたね。 答えているうちに、レッスンで使えそうなネタも 頭の中で浮かんできましたね。 今回のアンケート結果は、学会という場で使用される 貴重な情報となります。 皆さんには、貴重なお時間をいただくことになりますが、 ぜひご協力いただけたら幸いです。 アンケート回答数の目標は、200名。 教室運営メルマガで告知したところ、すでに82名の方の ご回答をいただくことができています。 本当にありがとうございます! この教本メルマガをお読みの先生も、 ぜひご協力いただけますと幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。 ※アンケートはコチラ↓ ■「ピアノの先生のポピュラー音楽・電子メディア使用状況に関する調査」 http://smaster.jp/Sheet.aspx?SheetID=36720 (アンケートページにいけます↑) ■実施期間:11月14日まで ※深見先生のオフィシャルサイト http://www.ongakukyouiku.com/ それでは今号も最後までお読みいただき、 ありがとうございました。 次回はどの教本が出るか。 どうぞお楽しみに! 今日も素敵なレッスンを! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★今ならアマゾンで配送料無料 「成功するピアノ教室~生徒が集まる7つの法則 (藤 拓弘・著)」 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4276211999/lilamusica-22/ref=nosim ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「答えにくい・・・でも考えちゃう」魔法の問いかけ配信中■ 【ピアノ講師のつながるプロジェクト!】 http://archive.mag2.com/M0093983/index.html ★記事をまとめたブログもあります 【1万人のピアノの先生がつながるブログ】 http://ameblo.jp/lilamusica/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ * リーラムジカ ピアノ教室コンサルティング * 発行人: リーラムジカ 代表 藤 拓弘(とう たくひろ) * ピアノ教室コンサルタントのHP:< http://www.pianoconsul.com/ > * 【All About】のピアノ教室コンサルタント個別サイト < http://profile.allabout.co.jp/fs/takuhiroto-pianoconsul/ > * E-MAIL:< info@pianoconsul.com > * 公式ブログ:< http://lilamusica.blog.so-net.ne.jp/ > * ツイッター:< http://twitter.com/takuhiroto > * このメールマガジンの著作権は著者にあります。教室・ご友人など への転送はご自由にして頂いて結構ですが、ブログなどへの無断転載 は厳禁です。出所を必ず明記してください。 ------------------------------------------------------------------ ■記事中でご紹介している商品・教本に関してのトラブル等に ついて当方では一切責任を負いません。ご自身の責任でご判断下さい。 ■お手数ですが、購読・配信解除はご自身でお願いいたします↓ 『1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン』 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000272194.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━