今回のCD教材は、ピアニストとしての素晴らしいご活動はもちろん、桐朋学園大学名誉教授でもある練木繁夫先生との対談をお届けいたします。練木先生は、ソリストとしてはもちろん、室内楽の演奏家としても幅広くご活躍で、数多くのCDも出されています。今回は、ピアニストの練木先生に、美しい音色で演奏できる秘訣や指導の秘訣の数々をお話いただきました。実際の演奏も交えていただきながらの対談、ピアノ指導はもちろん、ご自身の演奏にも活かせるお話ばかりですので、どうぞお楽しみに!
- ピアニストの練木繁夫先生のご紹介
- ピアノを始めたきっかけや渡米当時について
- 練木先生にとっての「音楽」とは?
- 生徒から受け取り引き出すのがピアノレッスン
- 室内楽の経験がピアノ演奏に直結する理由とは?
- 「美しい音」を知らなければ再生もできない
- ピアノ演奏こそ「呼吸」が大切な理由とは?
- 指や手の使い方のポイントは「親指」にあった!
- 極上のピアニッシモを出す秘訣は「鍵盤の浮力」にある
- フォルテッシモは求められる音色で弾き方を変える
- 必要なとき以外は固くしないのが「脱力」の秘訣
- ペダリングの極意とは「沈黙への戻し方」にある
- 楽譜の「本当の読み方」について
- ピアノの練習の習慣は「生き方」につながってくる
- 本番はたいていうまくいくと言える理由とは?
- レッスンはコミュニケーションありきである
- これからのピアノ指導者が求められるものとは?
- 練木先生のこれからのビジョンは?
- 練木繁夫先生にとっての「プロフェッショナル」とは?
練木繁夫先生プロフィール
1976年ツーソンのバイエニアル・ピアノ・コンクールと79年ピッツバーグのスリー・リヴァーズ・ピアノ・コンクールで1位に輝いた。これまでにボストン響、シカゴ響、ピッツバーグ響、ワシントン・ナショナル響等と共演。アメリカ国外でもメキシコ国立響、フランス放送管、そしてN響を含む日本の主要なオーケストラと共演。また、76年より、チェロの巨匠ヤーノシュ・シュタルケルとともに世界各地を公演した。09年紀尾井ホールでの「デビュー30周年記念リサイタル」は、各方面から高い評価を得た。室内楽奏者としてもヨーロッパ、アジア、北米のコンサートやフェスティバルに数多く出演。93年第24回サントリー音楽賞を受賞。90年シュタルケルと収録したD.ポッパーの作品のCDが、グラミー賞のソリスト部門にノミネートされた。97年にはオール・シューマン・プログラムの「パピヨン」が、文化庁芸術祭賞作品賞を受賞。1981年~2015年までインディアナ州立大学で教鞭をとった。これまでに、飯守美絵子、大島正泰、G.シェボックに師事。現在、桐朋学園大学名誉教授、相愛学園大学客員教授、エリザベート音楽大学非常勤講師。リサイタルのみならず、室内楽、オーケストラ共演と幅広く活躍中。
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