ピアノの指導者であれば知らない人はいない、ご指導歴53年の藤原亜津子（ふじわらあつこ）先生との対談をお届けいたします。藤原先生はバスティンの指導法セミナーで著名ですが、これまで全国で開催された講演回数は何と1600回を超えていらっしゃいます。また、数々のコンクールにて指導者賞を受賞。その高いご指導力は多くの方が認められているところで、その指導法を学びたいと、たくさんの先生が講座に足を運んでいらっしゃいます。その証拠ではありませんが、弊社が毎年実施しているアンケートでは「 セミナーを受けてみたい先生ランキング」の上位にいつもいらっしゃいます。
今回は、藤原先生がもっとも得意とされている導入指導をテーマに、読めて弾ける子に育てる方法を詳しくお聴きいたしました。バスティンについてはもちろん、導入期レッスンの多くのヒントが得られる対談ではないかと思います。数々のレッスングッズやレッスンアイデアはまさに目からウロコ。今日からのレッスンで使えるものばかりです。何より私が感じたのは、藤原先生の生徒さんへの愛情と、ピアノ教育への熱い思いの部分。このCDを聴いて、レッスンアイデアが得られることはもちろん、レッスンへのモチベーションも上がること間違いなしです。導入期のレッスンにスパイスが欲しいなと思っている先生はまさに必聴です。
- 藤原亜津子先生のご紹介と教室について
- 藤原先生がピアノ教育で大切にされていること
- なぜ導入期のレッスンが最も大切なのか？
- ピアノに入る前に実践する「誘導トーク」とは？
- 藤原先生が保護者を「コーチ」と呼ぶ理由
- あっという間に「いい手の形」を作る方法！
- 効率よく指番号を教え、よく動く指を作る方法！
- 脱力は「お手玉」で身につけさせる！
- どんどん指の形がよくなる「玉ひも」
- 「おはじき」で指くぐしをマスター！
- バスティンの魅力と「ピアノパーティーA」について
- 「パーティーB」までで音楽の3要素が学べてしまう！
- 「パーティーC」と「プレリーディング曲集」について
- バスティン以外で藤原先生がおススメする曲集 は？
- 今年で50回記念の発表会とコンクールについて
- これからのピアノの先生に必要なもの
- 藤原先生が目指すこれからのビジョン
- 藤原先生にとっての「プロフェッショナル」とは？
藤原亜津子先生プロフィール
茨城県竜ヶ崎市で藤原音楽スタジオを主宰。
ピティナ正会員（竜ヶ崎支部事務局長）。ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会審査員、指導法研究委員（初級グループ）、地区代表評議員。聖徳学園大学付属高等学校・中学校ピアノ科非常勤講師。ピティナ・ピアノコンペティション指導者賞を1987年より27回受賞。バスティン・メソードについての講座の依頼は、全国ですでに1,600回を上回っている。
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