人気ピアニストの斎藤雅広先生との対談をお届けいたします。斎藤先生は、18歳で第46回日本音楽コンクールに優勝し、翌年NHK交響楽団との共演 でデビュー。学生時代には「芸大のホロヴィッツ」と称されるなど、超絶なテクニックのピアニストでいらっしゃいます。またエンターテイメントなご活動も幅広く、テレビやメディアにも多数ご出演されています。もうすぐデビュー40周年を迎えるという斎藤先生。お話がとても楽しく、今回はいつもとはちょっと趣の違う対談になったのではと思います。今回のテーマは「ピアノのレッスンでこれだけは大切にすべきこと」。指導者として、あるいは音楽を仕事とする者として、どんなマインドで向き合えばいいのか。楽しいなかにも、音楽の本質をついた深いお話が満載です。その他、歌曲の伴奏についてや、これだけは観ておきたいレクチャーDVDなどのお話もいただきました。なかなか聴くことのできないピ アニストの斎藤先生のお話。音楽家として、ピアノ指導者としてこれからも活動していきたい先生は必聴の対談です。
- 斎藤雅広先生のご紹介と歴史的名盤のご紹介
- 現在のご活動とその原点である恩師のレッスンについて
- コンサートで「これが一番大事!」なものとは?
- どんな人へのレッスンでも重要なのは「基礎」である
- 基礎で重要なのは「アーティキュレーション」の読み方
- なぜデジタルピアノで代用はできないのか?
- 音楽は自分で弾くことでしか見つからないものである
- これだけは観ておきたいレクチャーDVDとは?
- ポピュラー音楽は「アレンジ力」 がポイント
- 歌曲の伴奏をするときにこれだけは重要なこと
- 緊張している状態、それこそが「ベスト」なのだ
- コンクール審査でのここだけのお話
- 斎藤先生のこれからのビジョンは「山」を作ること
- 斎藤先生にとっての「プロフェッショナル」とは?
斎藤雅広先生プロフィール
東京芸術大学出身。18歳で第46回日本音楽コンクールに優勝、翌年NHK交響楽団との共演でデビュー、「芸大のホロヴィッツ」と称される。その後、巨匠チェルニー=ステファンスカに才能を認められ内弟子としてポーランドで学ぶ。高度な技巧に支えられた自由闊達で雄弁なスタイルは絶賛を受け、ウィーンフィルやベルリンフィルのメンバーらと共演を重ねる他、アライサ、クラウゼ、ラ・ スコーラ等の世界の名歌手からも信望が厚く、歌曲伴奏でも我国最高の名手という評価を不動のものとしている。NHK名曲アルバム、ベストオブクラシック、ニューイヤーオペラコンサートなど、数多くの放送に出演。またNHK教育テレビ「趣味悠々」講師、NHK教育テレビ「トゥトゥアンサンブル」の「キーボーズ」、テレビ東京「たけしの誰でもピカソ」、日テレBS「ブラボー!クラシック」、NHK「きよしとこの夜」「親と子のTVスクール」など、エンターテイメントなTV出演も多数。NHKニューイヤーコンサート名古屋ほかコンサートの司会も好評。また作曲・編曲も手がけ、多数の楽譜が出版されている。CDは「ヴィルトゥオーゾ・展覧会の絵」などのソロから室内楽・共演盤など34枚に及び、リリースの度に大きな話題 となっている。2007年にはデビュー30周年を迎え、記念コンサートを大成功させ、2012年はデビュー35年記念盤『79年のリサイタル』が音楽各紙に絶賛され、その存在感をさらに大きくした。今、日本で最も広いファン層と知名度を持つベテラン・アーティストとして、文字通りマルチな活動を展開中。
こちらの入会ページから会員登録をお願いします。
ラボ会員の方はこの教材が配信された期間中に在籍していた場合には、ログインすることでこちらに再生ボタンとダウンロードボタンが表示されます(要ログイン)。 ログイン後も表示されない場合は、個別に教材購入が必要です。