今回のCD教材は、「フォルテピアノから知る 古典派ピアノ曲の奏法」などの書籍や、数々のCD、そして全国でのコンサートなどのご活動で著名な小倉貴久子先生との対談をお届けいたします。小倉先生がこれまでにリリースしたCDは40点以上。多くが「レコード芸術」等で推薦盤や特選盤に選ばれている実力派のピアニストでいらっしゃいます。今回の対談では、フォルテピアノの第一人者である小倉先生に、古典派の演奏法や具体的なレッスンについてお話をお伺いしてみました。ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンなど古典派の作品の演奏やレッスンのポイントについて幅広くお話いただきました。私も知らなかったお話がたくさんあって、目からウロコの連続。今日からのレッスンで活かせる実践的なお話ばかりですので、ぜひご期待ください !
- ピアニストの小倉貴久子先生のご紹介
- 小倉先生がピアノ教育で大切だと考えていることは?
- なぜ「ピアノの歴史」を知っておく必要があるのか?
- ざっくりとピアノの歴史をおさらいしてみる
- バッハの作品を生き生きと演奏させる指導のポイント
- ハイドンの作品を取り上げて「トリル」について
- フォルテピアノで「内声の扱い方」が分かる!
- モーツァルトを素敵に弾くポイントはこれだ!
- 知っておきたい「ノートイネガル(不平等な音たち)」
- モーツァルトの自筆譜の新発見と前打音について
- ベートーヴェンの悲愴に見る新しいレガート奏法
- ピアノで「呼吸」することについて
- 効果的な練習方法と身体の柔らかさの関係
- これからのピアノの先生に必要なものとは?
- 小倉先生のこれからのビジョンは?
- 小倉先生にとっての「プロフェッショナル」とは?
小倉貴久子先生のプロフィール
東京藝術大学を経て同大学大学院ピアノ科修了。アムステルダム音楽院を特別栄誉賞”Cum Laude”を得て首席卒業。第3回日本モーツァルト音楽コンクール、ピアノ部門第1位。1993年ブルージュ国際古楽コンクール、アンサンブル部門第1位。1995年同コンクール、フォルテピアノ部門で第1位と聴衆賞を受賞。『音楽の玉手箱』『ベートーヴェンをめぐる女性たち』『モーツァルトの生きた時代』などのシリーズを展開する一方、ソロ、室内楽、協奏曲などバロックから近現代まで幅広いレパートリーで活躍。各ホール主催公演や音楽祭、NHK『クラシック倶楽部』『ぴあのピア』『名曲探偵アマデウス』『ららら♪クラシック』などへの出演や、NHK『カルチャーラジオ 芸術の魅力~モーツァルトが出会った音楽家たち』の講師を務めるなど、TV、ラジオへの出演も多い。浜松市楽器博物館主催のコレクションシリーズの録音やレクチャーコンサートでの演奏も高い評価を得ている。これまでにCDを40点以上リリース。それらの多くが朝日新聞、読売新聞などの各新聞紙上や「レコード芸術」誌等で推薦盤や特選盤に選ばれている。CD《イギリス・ソナタ》は平成24年度文化庁芸術祭レコード部門〈大賞〉受賞。第30回ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門【独奏・独唱部門賞】受賞。著書にカラー図解『ピアノの歴史(CD付き)』(河出書房新社)。校訂楽譜『ジュスティーニ:12のソナタ集 第1、2巻』(カワイ出版)。共著や監修に『よくわかるピアニスト呼吸法』『すぐわかる!4コマピアノ音楽史』(ヤマハミュージックメディア)。最新のシューマン夫妻のCD《星の冠》は各界から熱い注目を集めている。シリーズコンサート「小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》」好評開催中。東京藝術大学古楽科非常勤講師。
小倉貴久子先生のWebサイト
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